請求書を送ったのに入金がない時のメール例文|2回目催促の正しい伝え方
この記事は誰のため?
この記事は、以下のような状況でお困りの方に向けて書かれています:
- 1回目の入金確認メールを送ったが、まだ入金がない
- 1回目よりも踏み込んだ表現で催促したいが、どう書けばいいかわからない
- 相手との関係は維持したいが、もう少し強いメッセージを送りたい
- 「いつまでに支払ってください」と明確に伝える方法を知りたい
この記事を読むことで、1回目よりも踏み込みながら、相手との関係を壊さない2回目催促メールの書き方が分かります。
2回目催促メールの基本方針
1回目の連絡では「確認」のスタンスでしたが、2回目はもう少し踏み込んだ表現に切り替えます。ただし、まだ相手を追い詰めるのではなく、以下の3つを意識します:
- 「お支払いをお願いします」と明確に伝える
- 期限を設けて、具体的な行動を促す
- 相談の余地を残し、相手が状況を説明しやすくする
2回目に送る催促メールテンプレ
メールテンプレート(2回目・標準版)
件名:
【再送】〇〇月分のお支払いにつきまして
本文:
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□でございます。
先日ご連絡いたしました〇〇月分のご請求につきまして、
現時点でご入金を確認できておりません。
改めて、お支払いをお願いいたします。
■ 請求内容
・請求書番号:INV-202510-001
・金額:¥100,000(税込)
・支払期日:2025年10月25日(現在10日経過)
・お振込先:〇〇銀行 △△支店 普通 1234567
ご多忙のところ恐縮ですが、
**11月5日(火)までにお支払い、またはご状況の共有をお願いいたします。**
もしご不明点や、お支払いが難しい事情がございましたら、
一度ご相談いただけますでしょうか。
何卒よろしくお願い申し上げます。
────────────────────────
株式会社△△
経理部 □□
TEL: 03-1234-5678
Email: keiri@example.com
────────────────────────
メールテンプレート(2回目・やや強め版)
1回目から2週間以上経過している場合や、金額が大きい場合は、もう少し踏み込んだ表現にします。
件名:
【重要】〇〇月分のお支払いについて(再度のご連絡)
本文:
〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社△△の□□でございます。
〇〇月分のご請求につきまして、
先日ご連絡いたしましたが、現時点でご入金およびご返信を確認できておりません。
改めて、お支払いのご対応をお願いいたします。
■ 請求内容
・請求書番号:INV-202510-001
・金額:¥100,000(税込)
・支払期日:2025年10月25日(現在15日経過)
・お振込先:〇〇銀行 △△支店 普通 1234567
誠に恐縮ではございますが、
**11月5日(火)までに、お支払いまたはご状況のご共有をお願いいたします。**
万が一、お支払いが難しいご事情がある場合は、
分割払いなど、ご相談に応じさせていただきます。
まずは一度、ご連絡をいただけますようお願い申し上げます。
────────────────────────
株式会社△△
経理部 □□
TEL: 03-1234-5678
Email: keiri@example.com
────────────────────────
ポイント解説
1. 件名に「再送」「重要」をつける
2回目であることを明示し、「これが初めてではない」という意識を持ってもらいます。ただし、「督促」「最終通告」といった強すぎる言葉はまだ使いません。
2. 「お支払いをお願いします」と明確に伝える
1回目の「確認させていただきたく」という柔らかい表現から、「お支払いをお願いします」という明確な依頼に変えます。
3. 期限を具体的に設ける
「本日中に」「〇〇日までに」と期限を明示することで、相手に行動を促します。ただし、期限は現実的な範囲(3〜7日程度)に設定します。
4. 「お支払い、またはご状況の共有」と選択肢を示す
すぐに支払えない場合でも、「状況を教えてください」という選択肢を残すことで、相手が返信しやすくなります。
5. 相談の余地を残す
「お支払いが難しい事情があればご相談ください」「分割払いにも応じます」と添えることで、相手が状況を説明しやすくします。これにより、完全に関係が断絶するのを防ぎます。
電話とメール、どちらが効果的?
メールのメリット
- 証拠として記録が残る
- 相手が都合の良いタイミングで確認できる
- 感情的にならず、冷静に伝えられる
電話のメリット
- 即座に状況を確認できる
- 相手の反応や事情を直接聞ける
- 関係性が良好な場合、電話の方が早く解決することもある
推奨パターン:メールを送った後、1〜2日経っても反応がない場合は電話をかける
電話をかける際は、以下のように伝えます:
「お世話になっております。株式会社△△の□□です。
先日、〇〇月分のお支払いについてメールをお送りしたのですが、
ご確認いただけましたでしょうか?
もしご不明点や、お支払いが難しい事情がございましたら、
一度お聞かせいただけますでしょうか」
やってはいけないNG行動
NG例1: 感情的になる
「こちらも困っています」
「なぜ支払わないのですか?」
「もう取引できません」
リスク: 相手との関係が完全に悪化し、回収がさらに難しくなります。
NG例2: 毎日催促する
1回目のメールを送ってから、2回目までは最低でも1週間〜10日程度の間隔を空けてください。毎日催促すると、相手が逆に無視するようになります。
NG例3: 脅し文句を使う
「法的手段を取ります」
「弁護士に相談します」
「取引先にバラします」
リスク: 脅迫罪や業務妨害罪に問われる可能性があります。まだこの段階では使ってはいけません。
次のアクション(自動化・記録化)
2回目の催促メールを送った後も入金がない場合、3回目、4回目とエスカレーションしていく必要があります。ただし、毎回手作業でメールを書くのは非常にストレスがかかります。
入金管理ツールを使うメリット
- 催促メールを自動送信: 支払期日から〇日経過したら自動でメール送信
- 対応履歴を記録: いつ、何回目の催促を送ったかが自動で記録される
- 未回収リストを可視化: 経営者や上司にリアルタイムで共有できる
- 分割払いの管理も可能: 相手と分割払いで合意した場合、次回期日を自動で管理
毎回手作業で催促メールを書くのではなく、ツールを使って自動化することで、メンタル的にも工数的にも大幅に楽になります。
免責
重要な注意事項
本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的助言ではありません。
- ここに記載されているテンプレートは、あくまで参考例です。個別の状況に応じて適切に修正してください。
- 本記事のテンプレートをそのまま使用した結果生じた損害について、当サイトは一切の責任を負いません。
- 債権回収に関する法的な問題が生じた場合は、弁護士や司法書士などの専門家にご相談ください。
最終更新: 2025年10月31日
次のステップ
⚠️ 2回目でも反応がない場合は → 内容証明の書き方
✅ 1回目の催促から始めたい方は → 入金確認メールの正しい書き方
📊 全体のフローを確認したい方は → 対応フロー完全ガイド
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- ✓請求書の送付から入金確認まで自動化
- ✓未入金案件を自動でリスト化、対応状況を一目で把握
- ✓催促メールテンプレをワンクリックで送信
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